【モロッコ旅行記⑥】サハラ砂漠編|人生で一度は経験したい砂漠キャンプ

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「いつか、砂漠に泊まってみたいなあ」
そんなふわっとした夢が、ついに現実になった日。とはいえ、雷雨に見舞われてしまったのは、前回の記事の通り。もうちょっとだけ、さらさらの砂の上でぼーっとしたかったなあ…と思いつつも、総じて最高のステイでした!

サハラキャンプでの宿泊先 Noble Sands Luxury Camp

宿泊先は、Booking.comで探して「Noble Sands Luxury Camp」に決めました。

予約はこちらから
正直、なぜかどの宿も口コミ評価が高くて(笑)選ぶのに迷ったのですが、実際に泊まってみて思ったのは、たぶんどこも大差ないんじゃないかな?ということ。

宿の選び方

宿を選ぶときに私たちが重視したのは、
①内装の可愛さ
②「キャンプ感」の強さ
③アクセスの良さ(メルズーガのバス停・駅からの距離)

ただし注意点もありまして。
Googleマップにほとんどのキャンプが出てきません。なので、宿には事前に連絡して、送迎の有無を確認しておくのが吉です。基本的には迎えに来てくれます。

それから、宿泊費の「安さ」に飛びつく前に、食事代の有無をチェックしてください。ディナー代が別料金のところが多く、「わ〜安い!」と小躍りして予約すると、あとでズドンとくるやつです。

ちなみに私たちは、

  • 宿泊代:約6,000円/人
  • ディナー代:約3,500円/人

でした。結局、1万円コースです(笑)

最初は「せっかくだし、豪華なホテルに泊まりたいな〜」なんて考えていたのですが、調べれば調べるほど、ホテルって高い塀で囲まれてて、部屋の中から砂漠が全然見えないってことに気づきました。
「それってもう“砂漠の近くにある高いホテル”であって、砂漠に泊まってる感じはないのでは?」とふと我に返り、キャンプに方向転換。

そしてこの選択が、大正解でした。中は想像以上に清潔で快適だったし、何より空気感が“砂漠に泊まってる感”たっぷりで良かったです。

夫、大奮闘の巻。

残念ながら、夜まで雷雨が続いてしまい、楽しみにしていたサンドボードや砂の上でぼーっと過ごす時間はお預け。夜のキャンプファイヤーも中止になってしまいました。しょうがない…。

でもその代わりに、ディナー会場でベルベル音楽の生演奏を楽しむことに。すると、途中から「一人ずつ前に出て踊る」ターンが始まりまして…。はい、非常にまずい展開です(笑)私は必死に後ろへ下がり続け、前に引きずり出されないよう全神経を集中。一方、夫はというと、あっさり前に出され、まんまと踊ることに。

前に立たされた夫は、「変なおじさん」ダンスなどを披露し、ひとりで大奮闘していたらしい。私は自分の防御に必死だったので一切見ていませんでしたが(笑)、会場を一笑いさせて満足げな顔で帰ってきたのだけは見ました。

ツアーと個人手配どっちがおすすめ?(夜行バスを使った個人手配)

今回は、フェズから夜行バスを使って個人手配で砂漠へ。やってみて思ったのは、「私はこっち派だな!」ということ。

個人手配のメリット

  • 夜行バスで行けば、宿泊代が浮く
  • 朝に着けるので、砂漠滞在が長め(ツアーだと夕方着が多い)
  • 昼間のバス移動より疲れにくい
  • 好きなホテルが選べる
  • 帰り道に寄り道できる!(←これが最大のポイント)

 →私たちは、帰りにどうしても泊まりたかった宿があって、途中の町で一泊しました。マラケシュまで一気に帰ると9時間くらいかかるらしいので、個人手配の自由度が勝ちでした。

デメリット

  • 圧倒的にお金。

ツアーなら交通費・キャンプ泊・ラクダツアーがセットで2万円前後らしいですが、私たちの個人手配は…

行き(フェズ→メルズーガ)の夜行バス6千円
キャンプ宿泊費・夕食代1万円
ラクダツアー4千円
ベルベル人集落ツアー8千円
帰りのタクシー2万5千円(5万円÷2人)
【合計】5万3千円

(細かい金額を忘れてしまったので、ざっくりになりますが…)

単純計算すると、ツアーの2倍以上かかりますね。でも、自由に動けるし、満足度はかなり高め。旅のスタイルやお財布事情に合わせて、選んでみてくださいね。

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