【モロッコ旅行記⑨】アイト・ベン・ハドゥ編|世界遺産の古城村を午前中にじっくり散策

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Kasbah Tamnsaでの最高すぎた宿泊を終えた翌朝。
モーニングはというと、安定の「おしゃれ版・小麦粉爆弾」(つまり大量のパン)をもぐもぐして、昼過ぎまで時間があったので、近くの世界遺産の村「アイト・ベン・ハドゥ」へ行くことにしました。

特に下調べもせず、ふらっと行ける距離感なのがまたいい。

アイト・ベン・ハドゥ(Ait Ben Haddou)とは?

ワルザザート近郊にある“土でできた要塞村”。
日干し煉瓦で作られた建物がぎゅっと集まったその景観は、まるで時が止まったような不思議な空間です。「小さな村でしょ?」と思いきや、一本足を踏み入れた瞬間、土の壁に囲まれた“異世界感”にわくわくが止まらない!

この村、実は映画やドラマのロケ地としても超有名
1987年にはユネスコの世界遺産にも登録されています。

有名なものだと…

  • 『グラディエーター』
  • 『プリンス・オブ・ペルシャ』
  • 『ゲーム・オブ・スローンズ』

などなどがあるみたい。

かつてはサハラ砂漠との交易の要所

アイト・ベン・ハドゥは、昔はサハラ砂漠とマラケシュを結ぶ交易ルートの中継地として栄えていました。高台にあるのも、見張りや防衛のためだったといわれています。

たまたま、この情報を事前に知ったことで、一気に歴史のなかを旅しているような気分になって、アイトベンハトゥでのお散歩が何倍も楽しくなりました。前日までサハラ砂漠に泊まっていたので、全部繋がっているかんじがワクワク。

今では交易の役目は終わり、観光業がメインに。
村に残る人たちは、絨毯や雑貨、おみやげを売って生計を立てているそうです。

決して広くはないけれど、土の色に包まれた独特の景観をのんびり楽しめる、モロッコでお気に入りの場所のひとつになりました✨

お気に入りの「アイトベンちゃん」をお迎え

さて、アイトベンハドゥで出会った、こちらのお人形。
名前は、単純にもほどがあるけど「アイトベンちゃん」。

素朴な顔がなんともいえずツボで、旅行前から存在は知っていた(いや知っている人なんているの?って?笑)ものの、まさかモロッコで出会えるとは!ベルベル人が一つ一つ手作りしてるんですって。

見つけた瞬間「え~~~!!!」って声、普通に出ました。笑
このお人形でこんなにテンション上がるの、たぶん私だけだと思う…。

ちなみにこの後訪れたマラケシュでも売ってたんですが、やっぱりここで買えたのがうれしかった。交渉の末、半額(それでも4,000円笑)でゲットしたけど、それが高いのか安いのかは謎。でももう、そんなのどうでもいいくらい気に入っています。

まとめ

ホテルでゆっくりしたい気持ちもあって、正直行こうか迷っていたアイトベンハドゥ。
でも結果的に「行ってよかったスポット」ランキング上位に食い込む大当たりスポットでした!

土の壁、風の音、商人たちの残像、そしてアイトベンちゃん。
この独特の空気、ぜひ多くの人に味わってもらいたいです。

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